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香川県坂出市(13枚)

 

 

瀬居島

雨が降り出しそうなどんよりした中、久しぶりに車で瀬居島に行ってみた。瀬居島の上の方から見下ろしてみる。 黒い屋根瓦たちの向こうには穏やかな瀬戸内海 海の中の左に見える島は小瀬居島と呼ぶらしい。 曇り空の中うっすらと見え隠れしていた。

 

坂出港

坂出市の山手にある福江町の駄菓子屋さん

 

香川県坂出市神谷神社の裏の旅スケッチ

神谷神社を通り過ぎた裏側

 

香川県坂出市のホテルの窓からみた風景の旅スケッチ

 

坂出ホテルの窓から北側の工業地帯を見た風景

坂出市の両景橋からみた景色

両景橋の上から眺めた景色

坂出市鎌田醤油博物館のスケッチ

鎌田郷土博物館

坂出市のカネダイ醤油の旅スケッチ

かねだい醤油のお店

坂出市の沙弥島と瀬戸大橋の旅スケッチ

沙弥島から見える瀬戸大橋

坂出市沙弥島の小さな漁港の旅スケッチ

沙弥島の小さな港

坂出市白峰寺のスケッチ

白峰神社

ごとうゆきが描いた坂出港の水彩画スケッチ

坂出港

林田港

 

坂出の和菓子屋さん ニコニコ庵の水彩画スケッチ

商店街の中の和菓子屋さん ニコニコ庵 こちらの和菓子屋さん

 

増田ニコニコ庵さんは 坂出市民美術館にて展示されている池知隆さんから教えていただいたお店でした。池知さんはとてもいい感じでこちらのお店を切り絵作品に仕上げていて 現在美術館に展示されています。ニコニコ庵 なんか親しみある可愛らしい名前です。 綺麗な和菓子が並んでいます。お店の人に断ってから 名前とか何も言わずにこそっり描いていたんですが、今展示会やってることがすぐにお店の人にバレて店主さんが来られました。と同時になんと美術館の館長さんも本当に偶然ですが 和菓子を注文しにやってこられました。 坂出は小さな町なので こういうバッタリ!というハプニングはしょっちゅうあるようです。お互いびっくりしながらも私はラッキーなことに店主さんからとても綺麗なお茶会用のお菓子と煎茶をいただき 店の方といろいろお話もさせてもらえしばし楽しい団欒となりました。 その後近所のおっちゃんが「お!絵ー描いとるんか!」みたいなノリで自転車を止めて かれこれ20分くらいおしゃべりとなり、と同時にフェイスブックでもつながっている地元の方が自転車で通過中、私に気がついてしばしお話し、その後もまた、自転車に乗ったおばちゃんが立ち止まり声をかけられました。「午前中の作品説明の時 うちの主人が見に行ってたんよー。白峰寺のスケッチの後、門扉がしまってもて、出られへんなって門の下を這って出てきたんやってねえ。」 そしてとどめに また館長が走ってやってきました。注文していた和菓子を受け取りに。 スケッチを描くこの2、3時間の間にいったい何人の人と話をしてるんだ?(笑)なんだか喜劇のワンシーンみたいでした。でなんとかスケッチ終わったわーと改めてスケッチを見てみると、一点投視がめちゃくちゃやんか!とショックを隠せないのですが、面白い体験ができたので ご愛嬌ということにしておきます。

 

 

 

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profile

クレイドールと旅スケッチの作家 ごとうゆき

子供のころは看護師さんになりたいと思っていました。怪我した人に寄り添って治っていくお手伝いをするというお仕事がとても魅力的でした。それがどこでどう間違ったのか全然違う方へと進んでいき、時に立ち止まりながら、いくつかの仕事を経て気がつけば数えきれないほどの人形を作るクレイドール作家になっていました。 クレイドール作家として活動を始めてからも、これで良かったのかなと、また何度か立ち止まって自問自答しましたが、不思議とやめたいとは全然思いませんでした。
それどころか時々開催してきたクレイドール展示会では、たくさんの人の笑顔を見せていただけ時に涙も見ました。自分の作った人形を通じて人を癒すことができるならこんな素敵なことはない、人生をこれにかけていいと思えました。2002年ごろから我流で作り始め現在に至ります。またその2年後から本格的にスケッチも始めました。こちらも我流ですが、必ず現地に赴き現地に立って描き終えることにしています。なぜなら現地に立ち続けることでそこの空気を存分に楽しむことができるからです。クレイドールのタッチとスケッチのタッチが全然違うとよく言われます。しかし私の中ではこのふたつは連動しているようです。スケッチをしている時、私の身体は透明になって日常の小さな平和や小さな感動を吸収します。そしてその吸収したものをクレイドールに込めてニコニコしながら作りあげるのです。
これからもきっと身体が動く限りスケッチを描き続け、クレイドールを生み続けたい、そしてそれをたくさんの方々に楽しんでいただきたいと願っています。

経歴

1967年
兵庫県明石市生まれ 関西学院大学法学部卒業
不動産業、建築設計業を経て、住宅店舗の内装会社でインテリアデザイナーとして従事
2000年より
イラストレーターとして活動開始
2002年より
我流でクレイドールの制作を開始
2004年
本拠地を東京に移す
2007年
北京のあちこちを独り歩き旅 クレイドール制作の他にスケッチを始める
2011年~2021年
日本各地の疏水をスケッチする
2021年
本拠地を神戸に移す

主な個展

2006年
兵庫県神戸市 コープ神戸シーア クレイドール展
2009年
同上
2012年
宮城県石巻市、南三陸町 東日本大震災被災地 クレイドール巡回展
2014年
兵庫県神戸市 神戸新聞ギャラリー 人形展
2015年
兵庫県明石市文化博物館 クレイドールとスケッチ展
2017年
イタリアフィレンツェ クレイドール展
2019年
香川県坂出市民美術館 クレイドールとスケッチ展
その他
その他 毎年 明石、神戸、東京の各地 クレイドール展・スケッチ展

主な著書

「北京へいきたい!」 メイツ出版 発行
北京のすみずみを一人旅して描いたオール手描きガイドブック

「小さな暮らしのおそうじ&お片付けマップ」 すばる舎 発行
東京でのアパート暮らしの実体験とかつてのインテリアデザインの知識を活かして描いたイラスト満載の掃除のノウハウ

小さな暮らしのおそうじ&おかたづけマップ 中身 小さな暮らしのおそうじ&おかたづけマップ 表紙 北京へ行きたい 中身 北京へ行きたい 表紙

主な取材

東京新聞・朝日新聞・神戸新聞・ラジオ関西・河北新聞・三陸新報・関西学院大学・四国新聞・練馬区報・練馬人図鑑・VOA (パキスタン)