カテゴリで絞り込む:

東京都杉並区 西荻窪界隈 (57枚)

西荻窪界隈のスケッチが100点集まったら画集を作ろうと考えています。

また定期的に地元西荻のギャラリーで展示会を開催しています。

次回の展示情報を見る

 

 

西荻駅北側 八百屋さんの朝の準備

朝8時ごろ 通勤の人々が駅に向かう。八百屋さんは品出しに忙しい。 この八百屋さんで働く人はどこの国の人だろう。ちょっとばかり外国の朝を見てる気分になった。野菜はどんどん増えていく。きっとどんどん変化していくから 八百屋さんだけ先に書いて先に色まで塗って その後その周りを書いていった。恐ろしく線がずれてるところが出てきたけどまあいいっか。

 

西荻駅南 散髪屋さんの並び

昭和ぽい散髪屋の雰囲気が気になって描いた。よく見ると散髪屋さんの並びは4軒くっついている。間口も同じ。その隣は喫茶店らしい。 シャッターが閉まっているお店は何のお店なんだろう。一番左もどうやら喫茶店。というか夜がメインのきっとお酒が飲めるところだろう。 日が暮れて私は疲れてきたころ 店の店主さんが旗を玄関横に掲げた。 今からの時間がメインなんだろうな。

 

葉っぱの覆い被さったベランダ

なんとなく西荻の住宅街をうろうろ歩いた。奥まった向こうにベランダが葉っぱまみれのアパート発見。干された傘と真緑に覆い被さる蔦の緑が爽やかだ。 住人さんが自転車でどこかに出かけた。「絵かいてるの?」 「なんでこんなところ描いてるの?」と聞かれた。普通そう思われても仕方ないかな。「この雰囲気が気に入って」と答えたら 笑いながら出かけていった。そしてしばらくしてまた戻ってきた。 一度きりの会話だったけど一度話すともう打ち解けた気分になる。 家に入っていったけどドアは開けたままで 何か料理をする音も聞こえてきた。 今日は暑いから開けっ放しにしたい気持ちわかる。でもきっと蚊も多いんだろうな。 蚊取り線香の匂いもどこからか漂ってくる。 静かな昼のひとときだった。

 

 

 

萩山荘

 西荻窪駅近くにあるアパート(?) とても古い木造家屋がうっそうとした庭の奥にある。前々から気になって気になって描きたかった。 今日は家主さんらしきおばあさんが庭のメンテナンスをしている様子だった。 
ものすごく建物の中に入ってみたい気持ちでいっぱいだけど 赤いコーンに侵入禁止と書かれているのを見ると、私みたいな好奇心旺盛な人がたくさんんいるんだろう。
スケッチ中ずっと立っていた後ろは瓦屋さんで、そこのオーナーさんが出てきていろいろ教えてくれた。今もこちらには賃借人が住んでいるらしい。「私も住んでみたいですわ!」とすかさず言ったら「男性しかダメらしいですよ」って言われた。それか男性賃借人が居心地良く住み続けて出て行かないのか。 お風呂はないらしく家主さんも近所のお風呂屋さんに行くらしい。たぶん設備もかなり古いだろうけど住んでみたくなる。
後ろの瓦屋さんは今は廃業しているけど、残された看板がいい感じだった。 とても親切で椅子はどうか?中に入って休んでもらってもいいですよ!とかいろいろ気遣ってくれた。

 

 

 

杉並区西荻窪駅周辺 

八重桜が満開で(ちょっとばかり旬は過ぎてるけど)路地をとても華やかにしていた。 何人かの人がやっぱり写真を撮っていた。華やかな桜の花とそれを邪魔するかのように遮る太い電線のコンビネーションが現実的でいいんだなあ。

 

 

 

杉並区西荻窪駅周辺 北側の路地 

真横はTシャツプリント屋さんでこちらの入り口に置かれてるカラフルな道具をスケッチに入れる予定が全然、紙の中に収まらなかったのが残念。でもこのさりげなく大きく育った植木がとても素敵に思った。 そういえば珍しく電柱も電線もこの中にないなあ。夕方からのアポが気になっていた私は急いでいてので、きっと前方にあったであろう電線書き忘れだんだろう。
プリント屋さん 「椅子を出しましょうか?」と気遣ってくれた。私は立って描く主義なんでいつも丁寧にお断りしている。(目線がずれるので)プリント屋さんの方から台所で料理してる風な音が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

東京都杉並区松庵にある高橋菓子店の横の路地のスケッチ

 

松庵にある高橋菓子店の横の路地

苔がぎっしり生えて綺麗な緑色の路地に惹かれた。描いている最中にお米を蒸す良い匂いやトントントンと小さな音が奥から聞こえてきた。実はお隣のお店が何のお店かまだシャッターが閉まっている朝に描いていたので知らなかったのだが そのうちお店の方が出てこられここは古くからある和菓子屋さんだと知わかった。 描き終わったあとスケッチを見てもらいながら、この界隈の歴史などを聞かせてもらって楽しいひとときだった。

 

 

 

 

 

青果店「八百松」さんの横にある鳥居

前から気になっていた八百屋さんだった。 たくさんの野菜彩りよく外に並べられて大勢の人が買い物にきている光景が生き生きとして好きだった。それにその横には鳥居!鳥居があるということはその下は参道になるんだと思うがどうみても普通の道に見える。この八百屋さんと鳥居のフージョンな光景が気に入った。 店内にいる店主さん日はずっと私に気がついていたらしく しばらくして「描き終わった?」と見にこられた。 まだ今から色塗りの時だったんだが店主さんはこの鳥居のこととか話してくれた。こちらの八百屋さんが今のこの鳥居に作り直したそうだ。  いろいろ話教えてもらえるのは楽しい。 次回はこの鳥居の向こうにある小さな神社(といえばいいんかな?)を描こうかな。

 

 

 

 

 

西荻窪 石見銀山群言堂の旅スケッチ

松庵の路地に見える古い日本家屋 中身は以前カフェでしたが工事中のようです。

スケッチ中 工事をしている大工さんがやってきてしばらく楽しくお話しをし工事中の様子も少し拝見しました。

西荻窪駅北側のスケッチ

西荻窪駅

北側からみた風景。 みんなマスクをしています。

 

杉並区西荻窪駅南側にあるピンクの象のある商店街西荻窪商店街

この商店街のピンクのゾウを知らない西荻人はきっと潜りに違いないと断言できるほどピンクのゾウは有名で、確かこのゾウさんは3代目だったっけな。大きくて保管する場所がないから吊ったという理由に笑った。このゾウが下に降りてくる日もあるんだろうか?

 

杉並区西荻窪界隈のスケッチ 駅近くにある古いコインランドリー西荻南側 コインランドリー

けっこう古いコインランリーに見える。薄暗い中が気になる。けっこう人が出入りしている。しばらくして隣の不動産屋さんの人が掃除し始めた。

 

 

秘密基地の裏

ギャラリーからものすごく近いところ。以前猫が歩いてた。こんなところもちろん猫くらいしか通れなくて路地というか 隙間なんだけど なんで私はここを描いたのか?

 

松庵稲荷

この近所に住んでいる方に教えてもらって行ってきた。ここに住んでいたという狐の物語を読んだら可哀想になって境内というか、狐を描いてでてきた。狛犬の親子は見かけるがお稲荷さんの親子は見たことがなかった。

もと東京ガスの工事現場

工事現場でショベルカーが作業している姿はいつも大きな恐竜が餌を食べてるように見えて子供のころ横を通るのがちょっと怖かった。今もその気持ちがないわけでもなく怖くはなくなったけど見るのは楽しい。確かスーパーになる予定だったと思うけどもう完成したのかな?

 

金魚屋さん 

パッと見た途端に幼少時 連れて行ってもらった熱帯魚屋さんが頭をよぎった。ノスタルジックな光景だ。店内の奥行きもあって奥にはいったいなにがあるのかなあってワクワクしてくる。

                                                                          

ごとうゆきの西荻窪スケッチ 西荻窪駅北側の中華レストラン西荻駅北側にあるレストラン

お店と木が合体してるみたいでおもしろいので描いた。ここの中華レストランは美味しいですよとどなたかが言ってたなあ。

 

 

ごとうゆきの西荻窪スケッチ 松庵側の跡地

西荻南側 線路に近いところの坂道

ふとこの坂道の両脇にあるまるで橋の欄干みたいなものがきになって書くことした。 こんな小さな坂道にわざわざコンクリートで歩道と車道を分ける必要もないししかも片側なんてほどさえなくなっている。変だなあと思い調べるとやっぱり昔は松庵川という川があったそうな。

 

ごとうゆきの西荻窪スケッチ 夜の飲み屋街

飲み屋の並ぶ路地

夜のこの辺りがとても描きたかったので、描いてみたけど、家に帰ってみたらかなり変な仕上がりだった。やっぱり暗いところで描くのは難しいな。今度はこの道の隣にチャレンジしよう。

 

みかんの木のある会社

私は実のなる木を見ると嬉しくなるらしい。 みかんの木があるから描いたんだと思う。以前ここでスケッチ展した時に見てくれた方がこの絵のすぐ近所に住んでるらしくてたくさんお話しした。

 

みかんの木のある家

みかんの木がやたら高くて、いっぱい実がなっているけどこれじゃあとれないなあなんて思っいながら描いていたら「ごとうさん?」って声をかけられた。 私のスケッチ展を見に来てくれてた方が声をかけてくれたのだ。その後また別の方にもお会いした。 スケッチのおかげで西荻のいろんな人と知り合えてる感じ。

 

おでん屋さん (田毎さん)

おでん屋さんらしい。葉っぱに包まれて何のお店かよくわからなかったけど、夕方になったら赤い提灯をつってた。いつも葉っぱまみれなのかなと思っていたけど冬はすっかり葉っぱがなくなってお店の姿が見えるということがわかった。

 

 サボテンのある不動産屋さん

43ギャラリーの前の道沿いにある不動産屋さん。前からこの不動産屋さんのサボテンが気になっていた。店の外にも中にもサボテンがいっぱいあるのだ。スケッチしている間に時々店主さんがサボテンの世話をしている様子。描き終わったころは夕方だったのでサボテンは全部お店の中にしまわれていた。大切にされてるサボテンは幸せだなあ。

 

 

 西荻窪南側 飲み屋の通り開店前

駅前の飲み屋街の開店前。 開店前といってもいくつかのお店はすでに営業している。スケッチする私の周辺でお店の人たちが楽しそうな会話も聞こえるが、コロナの相談をしているのが聞こえてくる。みんな大変だ。なんとか乗り切っていきたいよなあ。

 

 

ごとうゆきの旅スケッチ西荻窪にあるhinplusさんのひまわり

西荻駅北側

建物の角っこにひまわりが1本やたら背が高くたっていた。

描いてたらひまわりの持ち主の人がスケッチを見に来た。世界の雑貨をとりあつかうhinplusさんだった。描き終わって後でお店に挨拶に入っていろいろしゃべった。

 

 

ごとうゆきの旅スケッチ 西荻窪駅近くの古い床屋さん アオヤギ

西荻駅北側床屋さん

昭和っぽい雰囲気の床屋さんが気になって一所懸命かいてたら 自分の自転車が移動されていることにも気がつかなかった。 自分の自転車ともしらず自転車を押す人をスケッチに描いていた間抜けな自分だった。

 

 

ごとうゆきの旅スケッチ 西荻窪駅北側にあるプラタナスの並木通

西荻北のバス道

南北に走る道を北へ歩いた。昭和っぽいたばこ屋さんが気になって描いた。両サイドの街路樹はプラタナスだそうだ。

ごとうゆきの旅スケッチ 西荻窪駅界隈にある喫茶店西荻北側にある喫茶店

喫茶店なのか アンティークショップなのか・・・それとも両方か・・・・・興味深く描いた。

 

西荻南商店街 南側 2022年

ここは以前も描いたけど、青空がきれくてまた描いた。犬を連れた左にいる人、しばらくじっとここに立っていたけど女の人がやってきて一緒に歩いて行った。奥さんの帰りを犬と待ってたのかな。

西荻窪商店街の南側のスケッチ

西荻南商店街 南側 2020年

一つ上のスケッチの2年前に描いたスケッチ。アーケード出口の左横が2020年は更地になったばかりだった。2022年のスケッチではアスファルトが敷かれている。(駐輪場になった。)

しかし両方とも人はマスクをしている。

 

関根橋の横の建物

このアパートみたいな木造の建物が以前からすごい気になっていた。空き家だったら借りたいなあと繁々除いたこともあった。描いてる私を発見してた方がいらしたそうで後で教えてくれた。 知らないうちに目撃されてたりするんだな。

 

 

 

ごとうゆきの旅スケッチ 西荻窪駅南側

 

西荻窪駅南側

 

 

西荻窪駅界隈の路地

ごとうゆきの旅スケッチ 善福寺公園で遊親子

善福寺公園で遊親子

善福寺公園の鵜

 

 

善福寺公園の近所

 

 

西荻駅北方面の住宅のベランダ

 

 

 

西荻窪駅南側の路地

 

西荻窪駅北側のベトナムレストランの前にあるすごい大きな木に埋もれた神社

 

階段が途中で切れた建物

 

吉祥寺方面にある大きな松の木と廃屋

 吉祥寺東町の大きな松の木と廃屋

 

西荻南にあるさびついた勝手口のスケッチ

西荻南

さびついた扉と植物

 

阿佐ヶ谷の商店街の七夕祭りの様子のスケッチ

西荻窪駅の隣の隣にある阿佐ヶ谷駅の前の商店街

七夕祭りの様子。 でかい梵天がいっぱい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一覧に戻る

profile

クレイドールと旅スケッチの作家 ごとうゆき

子供のころは看護師さんになりたいと思っていました。怪我した人に寄り添って治っていくお手伝いをするというお仕事がとても魅力的でした。それがどこでどう間違ったのか全然違う方へと進んでいき、時に立ち止まりながら、いくつかの仕事を経て気がつけば数えきれないほどの人形を作るクレイドール作家になっていました。 クレイドール作家として活動を始めてからも、これで良かったのかなと、また何度か立ち止まって自問自答しましたが、不思議とやめたいとは全然思いませんでした。
それどころか時々開催してきたクレイドール展示会では、たくさんの人の笑顔を見せていただけ時に涙も見ました。自分の作った人形を通じて人を癒すことができるならこんな素敵なことはない、人生をこれにかけていいと思えました。2002年ごろから我流で作り始め現在に至ります。またその2年後から本格的にスケッチも始めました。こちらも我流ですが、必ず現地に赴き現地に立って描き終えることにしています。なぜなら現地に立ち続けることでそこの空気を存分に楽しむことができるからです。クレイドールのタッチとスケッチのタッチが全然違うとよく言われます。しかし私の中ではこのふたつは連動しているようです。スケッチをしている時、私の身体は透明になって日常の小さな平和や小さな感動を吸収します。そしてその吸収したものをクレイドールに込めてニコニコしながら作りあげるのです。
これからもきっと身体が動く限りスケッチを描き続け、クレイドールを生み続けたい、そしてそれをたくさんの方々に楽しんでいただきたいと願っています。

経歴

1967年
兵庫県明石市生まれ 関西学院大学法学部卒業
不動産業、建築設計業を経て、住宅店舗の内装会社でインテリアデザイナーとして従事
2000年より
イラストレーターとして活動開始
2002年より
我流でクレイドールの制作を開始
2004年
本拠地を東京に移す
2007年
北京のあちこちを独り歩き旅 クレイドール制作の他にスケッチを始める
2011年~2021年
日本各地の疏水をスケッチする
2021年
本拠地を神戸に移す

主な個展

2006年
兵庫県神戸市 コープ神戸シーア クレイドール展
2009年
同上
2012年
宮城県石巻市、南三陸町 東日本大震災被災地 クレイドール巡回展
2014年
兵庫県神戸市 神戸新聞ギャラリー 人形展
2015年
兵庫県明石市文化博物館 クレイドールとスケッチ展
2017年
イタリアフィレンツェ クレイドール展
2019年
香川県坂出市民美術館 クレイドールとスケッチ展
その他
その他 毎年 明石、神戸、東京の各地 クレイドール展・スケッチ展

主な著書

「北京へいきたい!」 メイツ出版 発行
北京のすみずみを一人旅して描いたオール手描きガイドブック

「小さな暮らしのおそうじ&お片付けマップ」 すばる舎 発行
東京でのアパート暮らしの実体験とかつてのインテリアデザインの知識を活かして描いたイラスト満載の掃除のノウハウ

小さな暮らしのおそうじ&おかたづけマップ 中身 小さな暮らしのおそうじ&おかたづけマップ 表紙 北京へ行きたい 中身 北京へ行きたい 表紙

主な取材

東京新聞・朝日新聞・神戸新聞・ラジオ関西・河北新聞・三陸新報・関西学院大学・四国新聞・練馬区報・練馬人図鑑・VOA (パキスタン)